医療費控除の還付金 計算
1年の医療費・保険の補填・年収から、医療費控除で軽減される税金の目安を計算。医療費×年収の早見表と対象一覧つき。
この情報の最終確認:2026年7月(法改正・制度変更で変わることがあります)
給与所得者を前提とした概算です(社会保険料は概算)。控除額=医療費−補填−(10万円か総所得の5%の少ない方)、上限200万円。実際の還付は他の所得・控除で変わります。確定申告が必要です。セルフメディケーション税制(市販薬)は別の制度です。正確な額は税務署・確定申告でご確認ください。
医療費・年収別 戻ってくる税金の早見表
| 1年間の医療費 | 年収300万円 | 年収400万円 | 年収500万円 | 年収700万円 | 年収1000万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ¥100,000 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| ¥150,000 | ¥7,500 | ¥7,500 | ¥10,000 | ¥15,000 | ¥15,000 |
| ¥200,000 | ¥15,000 | ¥15,000 | ¥20,000 | ¥30,000 | ¥30,000 |
| ¥300,000 | ¥30,000 | ¥30,000 | ¥40,000 | ¥60,000 | ¥60,000 |
| ¥500,000 | ¥60,000 | ¥60,000 | ¥80,000 | ¥120,000 | ¥120,000 |
| ¥1,000,000 | ¥135,000 | ¥135,000 | ¥180,000 | ¥270,000 | ¥270,000 |
所得税の還付と翌年の住民税の軽減を合計した目安です(保険などの補填はなしとして計算)。同じ医療費でも年収が高いほど戻る額が大きくなるのは、所得税率が高いためです。年収が低い場合は「差し引く額」が10万円ではなく総所得の5%になるため、医療費が10万円以下でも対象になることがあります。
医療費控除の対象になるもの・ならないもの
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 病院・歯科の診療費、入院費 | 健康診断・人間ドック(異常が見つからなかった場合) |
| 治療のための医薬品(市販薬も可) | 予防接種、サプリメント・栄養ドリンク |
| 通院のための電車・バス代 | 自家用車のガソリン代・駐車場代 |
| やむを得ない場合のタクシー代 | 自己都合で個室にした差額ベッド代 |
| 治療目的の歯列矯正、インプラント | 美容目的の歯列矯正・審美治療 |
| 出産費用、妊婦健診 | 里帰り出産のための帰省の交通費 |
| 治療に必要な松葉杖・義手義足 | 近視・乱視のための眼鏡・コンタクト |
| 介護保険サービスの自己負担分(一部) | 入院時の身の回り品、家族の付き添いの食事代 |
自分だけでなく、生計を同じくする家族の分も合算できます(同居していなくても仕送りをしていれば対象)。健康診断で病気が見つかり、そのまま治療した場合は健診の費用も対象になります。
計算式
| 医療費控除額 | 支払った医療費 − 保険などの補填 − 10万円(総所得200万円未満なら総所得×5%) |
|---|---|
| 控除額の上限 | 200万円 |
| 所得税の還付 | 医療費控除額 × 所得税率 |
| 住民税の軽減(翌年) | 医療費控除額 × 10% |
| 戻ってくる税金の合計 | 所得税の還付 + 住民税の軽減 |
| 申告できる期間 | その年の翌年から5年以内(確定申告をしていない場合) |
1年間(1〜12月)に支払った医療費と、保険などで補填された額、年収を入れると、医療費控除で軽減される税金(所得税の還付+翌年の住民税の軽減)の目安を計算します。確定申告の前の見積もりにどうぞ。
使い方
- 1年間の医療費の合計と、保険などで補填された額を入力します。
- 年収(税率の判定用)を入力します。
- 軽減される税金の目安と、医療費控除額が表示されます。
よくある質問
医療費控除はいくらから?
実際に負担した医療費が「10万円(または総所得の5%の少ない方)」を超えた分が控除の対象です。所得が200万円未満の方は5%が基準になります。
医療費控除でいくら戻ってきますか?
医療費控除は「所得控除」なので、控除額×(所得税率+住民税10%)が軽減される税金の目安です。所得税は還付、住民税は翌年安くなります。
医療費控除の対象になる費用は?
通院・入院・手術・薬代・通院の交通費などが対象です。美容目的や健康増進のためのものは対象外です。市販薬はセルフメディケーション税制(別制度)の対象になることがあります。