tsulo

時候の挨拶・手紙の書き出し文例

手紙やビジネス文書で使う、月別の時候の挨拶(書き出し・結び)の文例を早見。

書き出し(漢語調・あらたまった相手に)
拝啓 新春の候〜、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
拝啓 初春の候〜、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
拝啓 厳寒の候〜、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
書き出し(口語調・やわらかく)
寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
松の内のにぎわいも過ぎ、いかがお過ごしでしょうか。
結びの言葉
本年もよろしくお願い申し上げます。
厳しい寒さが続きますが、ご自愛ください。

一般的な文例の目安です(漢語調の「〜の候」はあらたまった手紙向け)。同じ月でも上旬・下旬や地域の気候で、より合う表現があります。ビジネスでは「拝啓」で始め「敬具」で結ぶのが基本です。相手や場面に合わせてお選びください。

月別 時候の挨拶 早見表(1月〜12月)

漢語調(あらたまった手紙・ビジネス)口語調(やわらかい印象)
1新春の候/初春の候/厳寒の候寒さ厳しき折/松の内のにぎわいも過ぎ
2立春の候/余寒の候/向春の候立春とは名ばかりの寒さ/梅のつぼみもふくらみ
3早春の候/春暖の候/浅春の候日ごとに春めいてまいりました/桜の便りが聞かれる頃
4陽春の候/春暖の候/桜花の候桜花爛漫の季節/うららかな春の日
5新緑の候/薫風の候/立夏の候新緑の美しい季節/さわやかな五月晴れ
6初夏の候/梅雨の候/向暑の候梅雨に入り/うっとうしい季節
7盛夏の候/猛暑の候/大暑の候暑さ厳しき折/夏本番を迎え
8残暑の候/晩夏の候/立秋の候残暑なお厳しき折/立秋とは名ばかりの暑さ
9初秋の候/新秋の候/秋涼の候朝夕はしのぎやすくなり/秋の気配が感じられる頃
10秋冷の候/紅葉の候/仲秋の候秋も深まり/木々の色づく季節
11晩秋の候/霜降の候/向寒の候朝夕めっきり冷え込み/落ち葉の舞う季節
12初冬の候/師走の候/歳末の候師走の慌ただしい季節/今年も残りわずかとなり

漢語調は「〜の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のように続けます。口語調は「〜、いかがお過ごしでしょうか」のようにやわらかくつなげます。

月別 結びの挨拶

結びの文例
1本年もよろしくお願い申し上げます。/厳しい寒さが続きますが、ご自愛ください。
2余寒なお厳しき折、お体を大切に。/春の訪れが待ち遠しいこの頃です。
3季節の変わり目、体調を崩されませんように。/よき春をお迎えください。
4新生活のご健勝をお祈りします。/花冷えの折、ご自愛ください。
5さわやかな好季節、ますますのご活躍を。/気候の変わり目、お体にお気をつけて。
6梅雨の晴れ間の貴重なこの頃、ご自愛ください。/うっとうしい日が続きますが、お元気で。
7暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。/夏バテなさいませんように。
8残暑厳しき折、お体を大切に。/暑さも今しばらく、ご健康をお祈りします。
9季節の変わり目、ご自愛ください。/実り多き秋となりますように。
10秋冷の折、お風邪など召されませんように。/実りの秋、ご活躍をお祈りします。
11向寒の折、くれぐれもご自愛ください。/寒さに向かう折、お体を大切に。
12よいお年をお迎えください。/寒さ厳しき折、ご健康をお祈りします。

手紙の基本の構成

1. 頭語拝啓(返信なら「拝復」、急ぎなら「前略」)
2. 時候の挨拶上の表から月に合うものを選ぶ
3. 安否の挨拶ますますご清栄のこととお慶び申し上げます(個人宛なら「お元気でお過ごしでしょうか」)
4. 本文「さて、」「このたびは」などで書き出す
5. 結びの挨拶相手の健康や繁栄を願う一文
6. 結語敬具(「前略」で始めたときは「草々」)

頭語と結語は組み合わせが決まっています(拝啓→敬具/拝復→敬具/前略→草々)。「前略」は時候の挨拶を省略する書き出しなので、あらたまった相手には使いません。

手紙やビジネス文書の書き出しに使う「時候の挨拶」を、月ごとに文例で確認できます。あらたまった相手向けの漢語調(〜の候)と、やわらかい口語調、そして結びの言葉を掲載。季節に合ったあいさつがすぐ見つかります。

使い方

  1. 月を選びます(初期値は今月です)。
  2. 書き出し(漢語調・口語調)と結びの文例が表示されます。
  3. 相手や場面に合う表現を選んで使います。

よくある質問

漢語調と口語調の使い分けは?

「〜の候」の漢語調は、ビジネスやあらたまった相手への手紙に適しています。口語調は親しい相手やカジュアルな手紙にやわらかい印象を与えます。

拝啓・敬具は必要ですか?

あらたまった手紙では「拝啓」で始め、時候の挨拶を続け、最後を「敬具」で結ぶのが基本です。より丁寧にする場合は「謹啓/謹白」を使います。

時候の挨拶は同じ月でも表現が変わりますか?

はい。上旬・下旬やその年の気候で、より合う表現があります。実際の陽気に合わせて選ぶと自然です。

関連ツール